竹島問題について
日本の海洋調査に韓国が猛反発している竹島問題で以前議論は平行線のままらしい。谷内正太郎外務次官は、韓国が6月の海底名称に関する国際会議にこの海域の韓国語表記を提案しないと約束すれば調査を見送る考えを示したが、韓国の柳次官は調査方針の即時撤回を求めて両国の主張は対立。韓国の柳次官は「譲歩する部分はあるか」という質問に「ない」と答えたとの報道。
竹島問題については、少なからず興味を持っていたので、現状韓国による実効支配の状態を腹立しく思っていました。
それ以上に50年以上も自国の領土侵害に何の対処もせずに放置してきた、我が国の不甲斐ない姿勢に憤りを感じていました。強い姿勢を示さず問題を先送りし続けた事で、韓国の実効支配を許し解決の道筋を難しくしてしまって、結果として今回の緊張状態を生じるに至ってしまった事はやはり外交の失策だったと言われても仕方が無いのではと思います。私達、日本人は気性を直接的、感情的には現さない民族です。それはある意味、世界に誇れる国民性であると思います。しかし、それも程度問題。今回の一件では凛とした国家としての姿勢を示してもらいたいと思います。
海洋調査に当たる海上保安庁の測量船「明洋」と「海洋」の2隻は、無用な緊張を解くために丸腰での調査に当るとの配慮。丸腰の二隻に対して武力を使う事など絶対にあってはならない。解決策として国際司法裁判所に提訴して、はっきりと白黒つけるべきであると思います。韓国側も拒否するのではなく提訴を受けるべき。
怒る気持ちは分かりますが、テレビで映される小泉首相の写真にバーナーで火をつける抗議行動、私にはやはり理解出来ません。
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コメント
TBありがとうございました。
九州と韓国の間にある島が地元なので、少し怖くなって独り言記事を書いてしまったのですが、こういう政治的な問題はいつも歴史が絡んでしまうので何とも言えませんね。
投稿: シンパ | 2006年4月23日 (日) 21時36分
コメント有難うございました。
シンパさんは地元が近いので、リアルな問題ですね。結局、先送りしただけなので又、来月のEEZ議論で揉めんでしょうね。ただ今回の一件で国際的に竹島問題の存在が報道された事は良かったのではと思っています。
投稿: バッキー | 2006年4月23日 (日) 23時40分