安倍さんピンチ、佐田行革担当相が辞任

安倍首相の政策立案の柱である、本間税調会長に続いて、佐田大臣まで。今後の影響は必至の状況。大丈夫か安倍首相、参院選まで持つか？

佐田行政改革担当相は２７日夕記者会見し、関連政治団体の経理疑惑に関して不適切な会計処理があったことを認め、辞任を表明した。安倍晋三首相は了承し、後任に渡辺喜美副内閣相を内定した。政府税調の本間正明前会長に続き、閣僚が不祥事で辞任に追い込まれたことは、安倍政権に大きな打撃となった。ｂｙ毎日新聞社

事実上存在していない事務所に対して、事務所経費など約７０００万円の経費を支出したとする、虚偽の政治資金収支報告書を提出するとは・・・・・

今回の発覚分は既に時効らしいが、そうなると、最近の報告書が正当なものなのかどうか興味が沸きますね。こんな古いのがワザワザ出てくること自体、怪しくないか？

あきらかな架空の経費支出と金額も大きい、もし、一般企業が同じことをすれば、国税当局は行為は悪質と認定し重加算税の対象。

テレビの会見を見る限りでは、下向き加減にメモを読むだけで反省の色は見えず。また、詳しい説明も無かった印象。自分に降りかかっている疑惑の目にもかかわらず、まるで他人事のように振舞う言動。

よほどの大物なのか、単なる厚顔無恥な政治家なのか。淡々とメモを読みあげる姿勢。これはマズイでしょう。

これで、新春からの通常国会、今回の一件絡みで、野党の矛先は安倍首相の任命責任の問題に一直線か。確かに、論功功賞を優先にした人事権の問題はあります。ただ、それも大事ですがもっと大事な仕事があるのでは。

まずは来年度の予算編成をしっかり議論してください。

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名古屋税理士会  税理士バッキー