子供の目線と大人の目線
学校にあった小さな作文のコンクールに小学生の長女が投稿、何が受けたか審査員賞に。
賞品は3000円分の図書カードが貰えるらしい。本好きの長女には実にポイントが高い。
うちのブログ、アフェリエイトはやっていないので、毎日散々頭を悩ませて書いたところで1円の収入もない。それに比べれば1回の投稿で図書カードをゲットとは。その差はデカイ。
よく頑張ったと子供を褒めるのと同時に、お主もなかなかやるなと羨ましさも。
テーマは石油に関する作文だったらしい。
手元に残しておいた下書きを読むとこれがなかなかのデキ。多分に親子という色眼鏡の判定はあっても、おない歳の自分を想像すれば、間違いなく子供の作文の方が上だ。
ブログのおかげか、今でこそ少しは苦手意識が減った作文だが、子供の頃は大嫌い、原稿用紙のマス目を少しでも埋めるためにと、点と丸を多様していたのを思い出す。
まあ、管理人に限らず読者の皆さんも似たようなところでは。
驚いたのは作文につけたタイトル。「みんなでつくろう石油のある世界」とふってあった。
大人の感覚で読むと不思議な違和感のある響きとタイトル名。正直、意味不明だ。
だが中身をよく読んでみると何となく分かってきた。
彼女の言いたかったことは、石油が減少すると石油を巡って戦争が起こる、冷暖暖房の不備が原因で病気が増える、燃料不足で船が使えず輸入が減る、輸入が減るので生活が不便になる、との論理を展開、だから石油が必要であると。
当たっているか否かは定かではないが、発想とタイトルには繋がりがある感じ。
管理人、よく「ヘンだ」との懐疑的なタイトルをつける事が多いので、こういう「何々しよう」という前向きなタイトルは妙に新鮮な印象をうける。
うちのブログにも少しこの視点は必要か。
ただ、そうは言っても斜めにニュースを読む姿勢と習慣は簡単には変えられない。
その他大勢の群れから離れても、うちのブログは頑固な親父流で続けよう。
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コメント
お晩そろそろお帰り支度にございます(ちなみに仕事やってます汗)。
> 賞品は3000円分の図書カードが貰えるらしい
お~っ、これはすごい!!!(拍手汗)。ボンクラめの倅は中学の頃、学習塾から「鍋セット」を貰ってきたことがあります(謎)。
※ナンで学習塾で「鍋セット」やねん!?・・・というツッコミが一家にこだましたのは言うまでもありません(爆)。
> 発想とタイトルには繋がりがある感じ
ユニークな論理かと思量いたします(ユニーク汗)。学年が不明ながら、石油依存を肯定する論理展開に客観性云々よりも、論理導出の道順としては、小学生としては立派かと・・・親爺汗。
投稿: 時評親爺 | 2007年12月24日 (月) 18時53分
時評親爺さん、おはようございます。
「学習塾から「鍋セット」を貰ってきたことがあります(謎)。」
確かに、塾と鍋、繋がりませんね。
主催元は石油協会、何となく入賞した理由が分かってきました。
ただ、大人の発想とは違っていて、大切な石油なので無駄遣いはしないように、なるべく石油は使わないで資源を長持ちさせようとの結び。
生産者からすれば微妙な作文だったかと。
投稿: バッキー | 2007年12月25日 (火) 08時23分