続・大根役者に気をつけろ
全国の真面目に通勤通学する男性陣を、「痴漢でっち上げ・えん罪」の恐怖に陥れたあの事件。
うちのブログでも取り上げた、今年2月に大阪市営地下鉄の車内で起きた、無実の会社員男性が痴漢にでっちあげられた事件。
過去記事 「大根役者に気をつけろ・痴漢でっち上げ」
https://nagoyazin.cocolog-nifty.com/kazu/2008/03/post_8cd4.html
三文芝居で痴漢をでっち上げた大根役者は、元甲南大生の蒔田文幸被告と無職の阪田真紀子被告。
逮捕後、グル女の名前は不思議と公表が控えられていたが、裁判となって阪田真紀子という事が判明。
共犯女性の名前が表に出たことで、何となく胸のつかえが取れた感じ。
虚偽告訴などの罪に問われた阪田被告、公判は大阪地裁であり、検察側は懲役4年を求刑したらしい。
全く無実の人間を犯罪者へと陥れた、この2人の悪行は実に重い。
この一件で、本当に痴漢被害にあっている女性は声を上げ辛くなり、電車を利用している善良な男性にも不安を与えた。
そう考えると懲役4年では軽いのも知れない。
注目の判決は8月8日。
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コメント
おはようにございます(コーシー汗)。
この被告人は、確か在宅起訴でしたね(拘留してない汗)。そうした意味では執行猶予の条件はまずクリアしている気がします(汗)。
で執行猶予が付くには懲役(禁錮)3年以下(他)が条件ですが(刑法第25条他)、この被告人が”自首”したとの(裁判官の)心証にあれば、酌量的減軽(刑法第42条)も考えられますので、執行猶予が付与される可能性がありますね(可能性汗)。
> 全く無実の人間を犯罪者へと陥れた、この2人の悪行は実に重い
御意っ!にございます。そうした意味では、執行猶予の可能性というのは、心情的にはナニかもしれません(汗)。
投稿: 時評親爺 | 2008年7月31日 (木) 10時10分
上記で訂正です(汗)
×酌量的減軽
○裁量的減軽
投稿: 時評親爺 | 2008年7月31日 (木) 16時53分
時評親爺さん、こんばんは。
「裁量的減軽」
確認いたしました。
「確か在宅起訴でしたね」
そうでした。フォロー、ありがとうございます。
時評さんが懸念されておられるとおり、裁量的減軽も含めて
やはり、執行猶予の可能性が高いのでしょうか?
実務家ではないので、量刑判断については全く判断がつきません。
ただ、素人感情では、見せしめの目的も含めて実刑が出てくれればと願っております。
投稿: バッキー | 2008年7月31日 (木) 20時28分
> 管理人様
鎌倉時代の説話集などを見ていると、冤罪事件というのは結構多くてですね、驚くのですが、当時の世相を反映してか、騙した側は、“因果応報”によって、たいがい不慮の死を遂げる場合が多いようです。まぁ、これこそ自業自得ということでしょうけれども・・・
現代では、そういうわけにもいかないので、国家が肩代わりして、罰していただきたいものですし、ここは厳しく行って欲しいものです。
投稿: tenjin95 | 2008年8月 1日 (金) 13時14分
tenjin95さん、おはようございます。
「“因果応報”によって」
強い響きのある言葉ですね。
tenjinさん、最近、思うのですが、因果応報を気にする人が減ってきているのではと。
「誰でもよかった」と、刃物を振り回すバカ野郎らによって起きる事件を目にする度に何となく感じております。
「国家が肩代わりして、罰していただきたいものです」
全く同感です。この事件については、厳しい処分を期待したいですね。
投稿: バッキー | 2008年8月 2日 (土) 09時20分