全力疾走の男性車掌vs600万ドルの男
このニュース、読んだ瞬間に口に出たのは「600万ドルの男」か、のひと言。
大昔にやっていた米国製作のテレビドラマ、「600万ドルの男」のこと。
東京都昭島市のJR青梅線東中神駅で、東京行きの上り快速電車が男性車掌をホームに残したまま発車オーライ。
慌てた車掌さん、「コレはマズイ、追いつくぞ」と決心したのか、車掌は約800メートル離れた次の西立川駅まで全力疾走。
置き去りにされた電車に9分の遅れはとったものの、無事電車に追い付くのに成功した。
この車掌さんの年齢は知らないが、簡単に事を諦めてしまう風潮の中、全力疾走で電車に追いついた車掌さんは立派。
ひょっとすると、陸上の経験でもあるのかもしれない。
全力疾走で駆け抜けた、東中神駅から西立川駅間の通過タイムも気になるところだ。
肝心の置き去り原因はなんでも、車両で酒に酔って座席に横になっている乗客を起こしに行ったところ、車掌室がロックされて戻れず。
仕方なく東中神駅で車掌室に戻るために非常用コックでドアを開けてホームに降りたところ、運転士は運転台の機器が開閉を示したため、車掌を残して発車してしまったらしい。
こうして記事に書いてみると何でもない単純な話なんだが、取り残された車掌さんにとっては一大事。
大切な乗客の命を預かる立場の車掌職、仕事へのコダワリとプライドが、きっと彼を次の駅まで全力で走らせたに違いない。
まあ、大きな事故にならなかったのが救い。
PS 600万ドルの男は公称時速60マイル。キロ換算だと時速96キロ。スペック上では先行電車を追い抜く結果に。
最新の会計ランキングはこちらから→人気ブログランキング
名古屋市 税理士 柳和弘税理士事務所 ↑ ↑ ↑一日に一度だけで結構です
| 固定リンク
コメント
素晴らしい♪
これだけ職務に懸命な人たちばかりだと 世の中もっと良くなるんでしょうけど・・・・・wwww
車掌さん 乙でした。(^^)/
投稿: “どん” | 2009年8月 3日 (月) 12時05分
どんさん、こんばんは。
「車掌さん 乙でした。(^^)/」
同感です。よく頑張りました。
事故といえば確かに事故ですが、なんとなく笑ってしまう事故でしたね。
駅間800メートルのタイムが気になるところです。
投稿: バッキー | 2009年8月 3日 (月) 22時23分