ドイツ国債までも。将来のニッポンか
金融マーケットに「まあまあ穏便に」の手ぬるい発想はありません。
ユーロ圏の優等生、欧州債務危機のゆくえを一気に握る大スポンサーでもあるドイツ。
ドイツ連邦銀行が23日に実施した新発10年国債の入札で、国債が調達予定額を大幅に下回る異例の「札割れ」に。
ひと言でまとめれば欧州主要国で最も財政が安定したドイツの国債でさえ、リスクが出てきて人気が低下。売れ残ったということ。
この衝撃、のちのちジワッとボディブローのように効いてきそうな雰囲気。
かなり心配かも。
ドイツ国債の札割れが影響して欧州各国の国債利回りもそろって上昇。
もう一方の優等生フランス国債も約3・7%の水準へ。
こっちも気になるところです。
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コメント
> 管理人様
いや、本当に厳しいですねぇ。将来、大きな額となって帰って来るというのは良い話のように思えますが、そもそも帰って来なくなるという話でもあるわけだという理解でよろしいのでしょうか。
投稿: tenjin95 | 2011年11月30日 (水) 10時08分
tenjinさん、おはようございます。
「将来、大きな額となって帰って来るというのは良い話のように思えますが」
はい。確実に戻ってこればの前程がつきますが・・・
ちなみにデモ頻発のギリシャ、ギリシャ国債の利回りは30%近く。3年でほぼ倍額になる計算ですが。
あくまでも償還されての夢の計算です。
投稿: バッキー | 2011年12月 1日 (木) 08時30分