ＧＫＢ４７よりも投げたらアカン!の方が伝わる

真剣に考えた末のキャッチフレーズとは思えない。

安直にＡＫＢ４８にひっかけて「ＧＫＢ４７」だって、少しは頭捻ったらぐらいネーミングのセンスなさすぎ。

こんなのに大切な税金が使われると思うと税理士としても辛い。

自殺者数が１４年連続３万人を超えるなか、政府が行う自殺対策強化月間のキャッチフレーズが、「あなたもＧＫＢ４７宣言！」に決まったらしい。

ちなみにＧＫＢとは、「ゲートキーパーベーシック」の頭文字をつなげたもの。

悩んでいる人に声をかけて必要な支援につなげる存在の「ゲートキーパー」と、４７都道府県を絡めてＧＫＢ４７だって。

誰がつけたのか、どこの広告代理店がプレゼンしたかは知らないが、「笑点」なら「山田くん、座布団全部もってって」ぐらいのレベルだ。

この程度なら、大昔ＣＭでやっていた鈴木啓示の「投げたらアカン!」の方がよっぽどいい。

「自縛霊になりますよ」とか、「自殺は痛すぎる」とか、「けっして1人じゃない」とか、もっと直感的で皮膚感覚のコトバの方が伝わるような気もするが・・・

死んで花実は咲きません。多分。

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