サイドメニューのおろしポン酢100円はボリすぎだろ
私たち庶民にとって安いに越したことはないが・・・
余りに安すぎると「これ食べて大丈夫?」って気にもなってくる。
牛丼チェーン店大手3社の客足が伸び悩んでいるらしい。
長く円高に苦しみ続けてきた輸出企業であるトヨタやパナにとっては待ってましたの円安だが、お米や牛肉など主要原材料を輸入にたよる牛丼業界にとっては原料コストの上昇は痛い。
さらに吉野家から始まった牛丼280円への値下げ競争も響いて、「すき家」を展開するゼンショーホールディングスと吉野家ホールディングスの中間決算が相当に厳しい。
「すき家」を展開するゼンショーHDの2013年9月中間連結決算では、営業利益が前年同期比51.3%減と半減。最終利益は87.3%減の4億円。
吉野家HDの中間連結決算も営業利益が52.1%の大幅減で、最終利益も28.7%減の2億円にまで縮小。すき家、吉野家ともに値下げ競争と円高による原料高が原因のようす。
タバコ1箱よりもずっと安い価格はさすがに行きすぎの感あり。
松屋フーズの社長によれば、牛丼の適正価格は「並盛りなら340~350円が適正」らしい。
そんなデフレ価格が固定化する牛丼価格にあって「すき家」が5日間限定で「秋の新米250円セール」をやっている。
安いのは嬉しいがそんな値段で大丈夫?
最近ハヤリの偽装表示のニュースが無意識に頭をよぎる。
極端に安くなくても安心して美味しい牛丼が食べれれば客は納得する。
体力勝負のムチャな値下げ競争はそろそろやめるべき。
ナンでもいいが、サイドメニューのおろしポン酢100円はボリすぎだろ。
まずはそっちを値下げしてほしい。
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コメント
> 管理人様
薄利多売も考え物です。
結果的に、消費者が損をする気がしております。
投稿: tenjin95 | 2013年11月19日 (火) 14時05分
tenjinさん、おはようございます。
いきすぎた薄利多売で吉野家もすき家も体力勝負になってきましたね。ここまで安いのイメージが定着するとナカナカ値上げも難しそうですし。両社がコッソリ裏で握手して一気に大幅値上げでもされたら、それこそ消費者が損しそうですね。
投稿: バッキー | 2013年11月20日 (水) 05時21分