世界経済を向こうにハッタリ大勝負に出たか、それとも本気にデフォルト覚悟か?ギリシャのチプラス首相の発言
世界経済を向こうに回してハッタリ大勝負に出ているのか、それとも本気にデフォルト(債務不履行)覚悟か?
ギリシャのチプラス首相の発言が世界を揺らしている。
チプラス首相、預金流出を食い止めるためにギリシャ国内の銀行営業を当面の間停止と宣言。
デフォルト懸念が高まる中、資金繰りに窮したギリシャが事実上の預金凍結に踏み込んで新たなステージへ。
ギリシャ不安でユーロ安は必至。
これに釣られて為替も株価も乱れる展開になりそう。
ギリシャのチプラスさん、本気なんだろうかね?
こればっかりは全く分かりません。
ところで、そもそも「デフォルト」ってナニっこと。
ひと言でいってしまえば借りたお金を返さないという事。
借りた方からすれば借金を返さなくて「助かった」って事なんですが、貸した方からみたらお金が戻ってこない一大事。
これが個人間とか民間企業間ならお気の毒で済むところでも、借りた方が国家となると話が違ってくる。
国の信用があって発行される国債。
いくら相手が国であっても返してもらえない人にお金を貸す訳もなく、そうなると自国の中でお金を調達する必要になってきます。
つまり、税金をあげて税収を増やしたり福祉とか公共事業を減らして支出を抑える政策が固定化されてしまう恐れに。
ナニよりこれまでに起こったアルゼンチンやロシアでのデフォルト事例をふり返れば、激しい国内物価のインフレに襲われることだけは証明ずみ。
ギリシャを救えるのはドイツぐらい。
まあ、ドイツ人の本音からすれば他国であるギリシャ助けるのに、ドイツ人の富が使われるのに抵抗があるのは仕方がないところ。
今日は1日中、世界経済がギリシャの出方に振り回される1日になる予感。
今日の順位は何位かな?
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