無い袖は振れません。ギリシャ借金の踏み倒しに成功か?
国際通貨基金(IMF)から財政危機に陥ったギリシャの現状が報告された。
貸主であるIMFやEUに対して、「それは無理です」「そんな条件は飲めません」と、のらりくらりと財政再建策を拒絶中のギリシャ。
どうやら既に時遅し。
仮に欧州連合(EU)が求める財政再建策をギリシャが実行しても、財政破綻の回避には2018年末までに新たに500億ユーロ(約6兆8千億円)の資金援助が必要との試算。
つまり、頑張って財政絞っても「焼け石に水の状態」ってこと。
今ある債務に関し返済期限の大幅な延期に加えて、ギリシャの財政改革が進まない場合は「債務免除が必要になる」とも指摘。
要するにIMFの報告はナニが言いたかったかを簡潔すると、貸した金は戻ってこないし追加で貸さないと皆も困るよって事みたい。
まだまだ予断は許しませんが、なんとなくギリシャのゴネ得で終了しそうな感じです。
なお、ギリシャ人が「無い袖は振れない」のコトワザを知ってたかどうかは不明。
そんな事より個人的にはこっちの方が気になる。
お隣中国の経済危機。
前々から心配されていた不動産バブルの崩壊が顕著になってきたかと思えば、株の方もついに大幅下落に転じてたみたいだし。
昨日2日の上海株式市場でも下落が止まらず、目安となる上海総合指数は4000ポイントの大台を割り込む場面にまで。
世界が固唾をのんで心配していたギリシャよりも、実は中国の方がヤバかったりして・・・
今日の順位は何位かな?
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コメント
> 管理人様
最近、ギリシャに中国が接近しているとかいう報道がありましたが、理由は自国経済の問題だったのかもしれないですね。
投稿: tenjin95 | 2015年7月 4日 (土) 05時16分
tenjinさん、こんにちは。
さすがはtenjinさん、目の付け所がシャープです。中国株は昨日も下げたみたいですし、ある程度の下落調整は仕方がないのかも知れませんね。
それでも、中国がコケたら日本にも影響が来ますし悩ましいところです。
追伸 シャープもかなり心配な株価水準です。
投稿: バッキー | 2015年7月 4日 (土) 13時35分