ペント氏の史上最悪のバブル崩壊説と10年周期の金融市場混乱との関係性
画像引用 bloombergより引用
学者崩れの経済評論家とか、胡散臭い金融アナリストとかの経済予測ほど当てにならないものはない。
が、この人の強い警告はチョット気になるのも確か。
米国ウォールストリートの米著名アナリスト、マイケル・ペント氏が「史上最悪のバブル崩壊」を警告した。
もし、ペント氏の警告が当たるのであれば、管理人的にはコレもひとつの引き金になるのかなと思っている。
上記図は世界第4位規模にあるドイツ銀行の株価推移。
絵に書いたようにキレイな右肩下がりに株価が下がり続けている。
ドイツ銀行と名前はついているものの、国の中央銀行ではなくて民間のメガバンク。
日本で例えれば三菱東京UFJ銀行だと思えば分かりやすい。
そんな大きな銀行の経営状態が相当にヤバイらしい。
話を戻そう。
ペント氏によれば、2008年のリーマンショック後、強引な景気向上を狙った各国の中央銀行が作りだした巨大バブルが弾けて「すべての資産価値が暴落する」と。
リーマンショックは予兆であったとし、今度のバブルはすべてを一掃するという。
彼の言葉を借りれば、「債券は勿論、ダイアモンド、車、REIT(不動産投資信託)まで、安全な資産など存在しなくなる」と泣きたくなるような悲観的見解を示している。
この予測も従来どおりハズレれるに越したことはないが、管理人的に加えて気になる点が1つある。
読者の皆さんも一緒に思い出してみよう。
1987年にはブラックマンデー
1997年にはアジア通貨危機
2007年にはサブプライム問題
そして、サブプライム問題を主因に起きたのが翌年のリーマンショック。
10年周期で訪れる金融市場の混乱。
今年は2016年、当り前だが来年は2017年。
世界的な景気循環に私たち一般人が備えられることは何もない。
それでも、正直、気になる事は気になる警告だ。
今日の順位は何位かな?
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