素朴な疑問。SFチックなミサイルをミサイルで撃ち落とすなんて出来るのかしら?
画像引用 読売新聞社より引用
カリアゲ2号か将軍様2号かは知らないが、停滞中のチキンレースを頭一歩リードする北朝鮮によるまたかのミサイル発射実験。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信によれば、新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験だったそう。
金正恩朝鮮労働党委員長が見守る中での実験は成功。
計画軌道のに飛行に成功して、最高高度はナンと2111.5キロの高さにまで到達。
約800キロ離れた公海上の目標海域に正確に着弾したとの報道。
北朝鮮の単独技術なのかロシアや中国からの技術移転なのかはともかく、2000キロの高さにまでミサイルをあげ、目標に正確に落とす技術というのは素直に認めるべき。
現在、わが国のミサイル防衛システムは2段階。
まずは、海上で待機しているイージス艦による迎撃ミサイル「SM3」が最高高度約500キロの大気圏外で迎撃。
それを撃ち漏らした場合は、地上に配備された地対空誘導弾「PAC3」が地上十数キロで撃ち落とす2段構え。
それも事前に準備して単独でのミサイル発射に備えた最低の布陣。
昨日14日に成功した新型弾道ミサイルは高度2000キロまで上昇したみたいだし・・・
イージス艦の迎撃ミサイル「SM3」は最高高度約500キロ。
2000 > 500
これって、届かないんじゃないの?
確実に、そして進化のスピードを速める北朝鮮の弾道ミサイル技術をみると、まだまだ大丈夫なんてユルイ判断は間違い。
もう遅かったの方が正しいのかも知れない。
真剣にどうするの安倍首相、稲田防衛大臣。
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コメント
数年前に起きたマレーシア航空の墜落事故の時に感じたのです。常時レーダーで捕捉されている筈の巨大なジャンボジェット機すら軌跡を捉えられないのに、さらに小さく さらに早く ましてやいつ発射するかもわからないミサイルに当てることなんてそもそも無理なんだろうと(/ω\)
日本も報復攻撃ができるように法改正が必要なんでしょうね(--〆)
投稿: どん | 2017年5月15日 (月) 20時05分
どんさん、おはようございます。
マレーシア航空の事故ありましたね。あの一件って、結局どうなっちゃったのか? 不思議な事故でした。確かに、どんさんのご指摘のとおり、747ジャンボが捉えられないのに向ってくる、正面面積の極めて小さなミサイルを見つけられるのかと思いますね。
北の新型ミサイルを撃墜不可なら、1兆円近くをつぎ込んだミサイル防衛システムって・・・やっぱり、先に撃たれたら負けみたいですね。
投稿: バッキー | 2017年5月16日 (火) 09時03分