もはや私たちのニッポンは裕福な国とは呼べない。車中の人々〜駐車場の片隅で〜
画像引用 NHKより引用
先週15日の土曜日みたNHKスペシャルが衝撃的だった。
日本社会の影ともいえる「貧困」
そこにスポットを当てたドキュメンタリー番組「車中の人々〜駐車場の片隅で〜」をみた。
取材現場は全国各地に点在する「道の駅」が舞台。
道の駅、今では1100以上もあるらしい。
最近のソロキャンプ以前からブームの兆しを見せていた、車をホテル代わりに宿泊費を浮かして気軽に旅する「車中泊」とはまったく違う奴。
番組で取り上げらけていたのは、車を自宅代わりに生活を続ける「リアル車中生活者」の姿を追ったもの。
誰も好き好んで車で生活しているのではなく、生活苦や家庭問題、社会からの逃避など様々な理由をもった人たちが車に身を寄せているのが実態。
管理人も遠出のドライブが大好き。
渋滞を避けるために夜に出発することも多い。
そんな時には仮眠で高速道路のSAを利用する。
24時間トイレも使えるし自販機や朝まで開いているお店もあるし。
それでも、一般道に設置される「道の駅」で仮眠した事はない。
ヘンな奴とか暴走族が来るリスクもあるので、慎重な管理人には無理だ。
車中生活も車中泊も基本、仮眠中はエンジン停止。
エアコン無しの真冬や真夏の時季には凍死や熱中症のリスクは極めて高い。
加えて、狭い車内での生活と就寝。
エコノミー症候群での突然死のリスクもある。
雪の積もる駐車場にいたのは親子での車中生活者。
なんでも、3年もそんな生活が続いているという。
車中生活が30代の人から80代の人まで、世代が想像以上に広いことにも驚く。
先日、アカデミー賞で大きな賞を獲得したのは韓国映画「パラサイト 半地下の家族」キーワードは生活苦。
社会インフラこそ先進国の私たちのニッポン。
だが、少し視野を広げてみれば確実に多くの国民生活が下流に向かっている印象。
けっして、テレビ画面越しの他人事の話しではない。
もはや私たちのニッポンは裕福な国とは呼べない。
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