右からも左からも嫌われた男
画像引用 ロイターより引用
思想や政治信条の異なる左右の両陣営から、ともに嫌われてきた男は珍しい。
通称、「ケケ中」ことパソナグループ会長の竹中平蔵氏。
郵政改革で大ナタを振った小泉元総理大臣の頃から、構造改革の改革の名の元、ニッポン社会を大きく自由市場へと転換を進めてきたひとり。
その中でも一番大きなインパクトを与えたのが、労働市場における派遣法の改正。
ケケ中さんイコール「派遣」のイメージが強い。
また、派遣会社といえば最初に「パソナ」が思いつくのも確か。
そんな竹中平蔵氏が突然、本人からの申し出でパソナの会長を辞めるという。
正式には8月19日の定時株主総会と取締役会を経て、退任の流れらしい。
最近、新聞テレビでよく聞くワードに「30年間停滞したままの賃金」なんてのがある。
正にその原点を作った張本人のひとりがケケ中さん。
派遣社員の雇用で利益を得るのは、派遣元の派遣会社と派遣先の企業。
両者の中でも特に、仲介料として中抜きするパソナグループのような派遣元である派遣会社の方。
安倍元総理大臣の衝撃的な暗殺がいまだに大きく衝撃を引きずっている今。
ひょっとして「次はオレか?」
と、ケケ中さんが漏らしたかどうかは知らないが、きっと夜な夜な震えているに違いない。
突然の会長退任。
右からも左からも、さらにネット民からも評判の悪い竹中平蔵氏だけに、そんな不安からの退任決断もまんざらゼロではなさそうだ。
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