君子危うきに近寄らず
画像引用 読売新聞より引用
先週末におきた韓国・ソウルの繁華街、梨泰院でおきた雑踏事故。
このニュースを知り、広く知られた故事のひとつ「君子危うきに近寄らず」を思いだした。
故事の意味はひと言でいえば、自ら危ないところには行かないという意味。
事故現場を上から映したニュースをみたが、アノ人波じゃあ前にも後ろにも、右にも左にも逃げられない。
ハロウィンの賑わいも重なって10万人が現地梨泰院を訪れていたらしい。
10万人って、ナゴヤドーム満員の3倍の人の数。
それが狭い坂道に集まれば、身動きどころか立っているのが奇跡。
実際、今回の事故で立ったまま亡くなった人もいるらしい。
153名もの命が失われニッポン人2名も含まれている。
コロナで鬱積した3年間の縛りが解けて、パッと騒ぎたい若い人たちの気持ちは分かる。
ソレでも・・・
キッカケひとつで発生する群集雪崩の怖さを改めて確認。
手薄な警備体制の不備にも事故の原因はあるにせよ、あの雑踏でいったん群集雪崩が起きたら生死の危機は必至。
そんな危機から身を守る手段はひとつだけ。
「君子危うきに近寄らず」しか他にない。
亡くなられた多くの人たちのご冥福をお祈りいたします。合掌
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