この父親を罪人とは思えない

画像引用　静岡新聞より引用

けっして人殺し肯定する訳ではない。

それでもこの父親を罪人とは思えない。

静岡県富士宮市の「富士脳障害研究所付属病院」で男女3人が死亡した事件。

一報はラジオのニュースで聞いたので、通り魔か頭のオカシイ奴の犯行なのかと思っていた。

刺したのは夫であり父の男性。

事件の続報を知り「仕方なかったのかも」と事件への思いが変わった。

妻、長女を刺した後、自ら自分を刺して結果として3人が亡くなった流れ。

なんでも、約20年入院していた長女は寝たきりの状態で、夫婦は2日に1回のペースで病院に通っていたという。

寝たきりの子を思い老夫婦2人で一生懸命に長女を看病していたらしい。

そんな老夫婦にさらなる不幸が襲った。

今年３月に妻が脳梗塞こうそくで倒れる悲劇。

その時の後遺症で妻も寝たきりになり、不幸にも事件のあった病院で長女と妻の2人が入院することになった。

きっと、長年、夫婦で頑張って長女の世話をしてきた糸がプツンと切れたのだろう。

事件前、妻も長女も2人とも意思疎通が困難な状態だったという。

男性は73歳。

自分の年齢と照らして将来を悲観したとしても不思議ではない。

少子高齢化の進むニッポン。

子が親の面倒をみる老々介護の逆パターンもこれから増えてくる。

けっして人殺しは肯定できない。

それでもこの父親には「お疲れさまでした」と伝えてあげたい。合掌

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お棺の中のドライアイスが原因で中毒死

画像引用　毎日新聞より引用

ドライアイスといえば火傷の心配が先に来ていた。

確かに、二酸化炭素の固形物と考えれば死亡リスクも不思議ではない。

それでもご遺体の入ったお棺のドライアイスが原因で死亡事故が起きていたとはビックリ。

消費者庁と国民生活センターの両者がリスクを公表。

なんでも、遺体の保冷用途で使われるお棺のドライアイスが原因で、気化した二酸化炭素を吸い込んでの中毒死が疑われる事故が少なくとも3件あったと発表。

2010年以降、宮城、宮崎、沖縄の3県で3人が亡くなっているらしい。

いずれも二酸化炭素中毒が疑われ、お棺の小窓を開けたそばで1件。

ふたを開けたお棺に顔を入れた状態で2件。

具体的な危険性で示せば、空気中の二酸化炭素濃度は約0・04％。

仮に3％以上になるとめまいや頭痛などを起きるレベル。

さらに5％で呼吸困難を発症し30％で即時に意識がなくなるらしい。

水に入れたドライアイスは真っ白なモクモクのスモークとなるが、自然帰化した場合には無色無臭のために濃度が高くても気づかない。

消費者庁の調査によれば、密閉されたお棺内の二酸化炭素濃度は、なんと最大90％にまで上昇するそう。

お棺のふたを開けても50分が経過するまでは30％前後のレベル。

つまり、最期のお別れにとご遺体に顔を近づけて中をのぞき込むことは極めて危険。

管理人家、買い物の際にはアイスをよく買う。

よってドライアイスを持ち帰っているが、密閉された車内でのドライアイスもアブナイ気がしてきた。

危険を知った以上、これからは保冷用の氷に変えたいと思う。

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老舗とオマケ

日曜日は少し長めに朝の散歩。

子供の頃から変わらないお店と、取り壊しで消えた場所。

50年で町並みは大きく変わったけど、まだまだ頑張ってる老舗も多い。

今週、日曜日の早朝に歩いたコースに写真とキャプションをつけて。

昼間はクルマがいっぱいの桜通りも、日曜日の朝だとガラガラ。

子供の頃はメガネ屋さんといえば、片端のキクチメガネが鉄板だった。

子供の頃、ケーキは年に一度か二度だけの贅沢品だった。併設のボンボン喫茶は昭和レトロの内装が今でも残る大好きな一軒。

一度だけ行ったことがある老舗料亭。北側の道にはお付きの黒塗りトヨタの高級車がずらっと。

ラジオから流れる「コーヒーコーヒーイトウコーヒー」のCM。厳選された香りと味はまさに老舗。

2000年以降、人の流れが大きく変わった東新町近辺。

24時間営業のスギ薬局は外国人ニッポン人を問わず観光客多し。

最近、静かに歴史を閉じた映画館。

今はマンションに建て替わった。

写真の左角に建っていたバブル時代に一世を風靡した宝石屋さん。

熱田台地の北の端っこ。

写真の西方向に建つ名古屋城も熱田台地の北の端。

ここから北方面に下ってることがよく分かる。

オマケの１枚。

公邸にも表札だすとは知らなかった。愛知県知事の大村さん家。

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投票した宮崎市民の責任も大きい

画像引用　中日スポーツより画像引用

面白半分に色モノ候補に投票した宮崎市民の責任も大きい。

宮崎県警は6日、知人の女性に性的暴行を加えてケガをさせたとして、宮崎県警は宮崎市議の「スーパークレイジー君」こと西本誠容疑者を逮捕した。

容疑名は不同意性交等致傷の疑い。

スーパークレイジー君本人は容疑を否認しているらしい。

なんでも、市議会9月定例会の開会日前日となる3日、知人の30代女性を宿泊施設に無理やり連れ込んで性的暴行をした容疑。

女性が翌日に被害届を出して発覚した。

確か、東京都知事選が最初だった記憶。

金髪に特攻服姿。

それ以上に「スーパークレイジー君」の候補者名が強烈な印象だった。

落選後は埼玉県戸田市議選に出馬して初当選。

ただ、選挙違反の指摘を受けて1年ちょっと当選無効になっていた。

メディアで名前が全国区になったこともあって、続けて埼玉県戸田市長選、宮崎県知事選に立候補して大差での落選。

知事選挙から近かったこともあって今年4月の宮崎市議選では、なんと2位での当選を果たしていた。

役に立たない国会議員を見るたびに東大や京大出ののエリート学歴が政治家の資質全てではない。

それでも、やっぱり、政治家の資質としては最低限の学歴と社会教養は必須だと思う。

立候補先を転々とした「スーパークレイジー君」

「この政策を実現するために」のような、熱い志望動機は見つけられない。

どうしても政治家としての真意があるとは思えない。

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一発逆転の人生を狙っての政治家志望だったとしたら、今回の一件でゲーム終了だと思う。