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2023年12月20日 (水)

登録政治資金監査人のひとりとして

画像引用 総務省ホームページより引用

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「入るぞ入るぞ」と捜索前からナゼか検察情報がメディアで大きく報道されていた、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る政治資金規正法違反のスキャンダル。

ついに東京地検特捜部が捜索開始でスキャンダルから事件の流れへ。

昨日19日、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)容疑で、安倍派の「清和政策研究会」二階派の「志帥(しすい)会」の事務所に捜索がなされた。

くり返される政治とカネの問題。

かれこれ15年近く前、国会議員の政治資金をめぐる不祥事が続いたことをきっかけに、平成19年12月政治資金規正法改正により登録政治資金監査人制度がつくられた経緯。

資格を持つのは全国で5000人弱。

管理人もその中のひとり

国会議員のお金の監査という性質上、監査人になれるのは税理士、弁護士、会計士の国家資格を有する者に絞られている。

その中から5000人弱と極めて限られた職域のお仕事。

具体的には国会議員の政治団体の支出先から出た領収書と同団体の会計帳簿を調べて、最終的には総務省に提出する政治資金監査報告書を作成するお仕事。

あくまでも支出に限った業務に法律も限られていて、問題となっている「入り」については口出しNG。

また、登録政治資金監査人の業務は現職の国会議員だけじゃなく、候補者にも準用されるので意外とクライアントの範囲は広い。

それにも関わらず人気の仕事にはなっていないのも確か。

責任の大きさに比べて仕事の報酬は低い。

不人気の理由はそこに尽きると思う。

管理人、昨年も候補者からの依頼があったが能力不足を理由に丁寧にお断りしたところ。

くり返される「政治とカネ」の問題。今回の強制捜査で会計責任者の不幸な死が出ないを願いたい。

*なお、派閥は登録政治資金監査人の監査は必要ではありません。

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コメント

入りも出も管理は全て税務署が担うべきと思う私。
全ての入りは税務署がいったん預かり、相手(国籍)と金額をきっちりチェックする。
政治家は税務署を除く他者からの入りはすべて禁止にする。
そして出に関しては領収書原本を提出の上すべて税務署に申告する。
そうすれば不正なんて起こりえないのではないかと思うのですが。。。。
政治家も会計責任者の負担が減り秘書経費負担も削減できるし、税務署も不正を見つければ国民から多少は好かれるだろうし、国民もインボイス制度に対する不満も多少は解消されるのではないかと。。。。

投稿: どん | 2023年12月23日 (土) 06時24分

どんさん、こんにちは。
入りも出も全て税務署が管理する案、透明性確保の意味からはベストの案だと思います。

投稿に書いたとおり公的資格である登録政治資金監査人は出金のみの監査です。入金を監査しないのは自由な政治家の手足を縛る事から、法律の建付でそうなっています。

税務署が入りも出も管理するのはベストですが、そうなると政治家よりも国税職員ま権力が強くなってしまうのも確かです。巨悪を暴くのは必要ですが、検察や国税が政治より権力を持つことはやはり怖いと思います。

クソの政治家は捕まるのが当然ですが、検察や国税の暴走は危ないと思います。政治資金に限れば共産党が一番まともな気がします。

投稿: バッキー | 2023年12月25日 (月) 15時20分

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