名古屋市東区白壁・料亭か茂免
自分には不釣り合いな場所なのは確か。
お祝いの席にお呼ばれで行ってきた。
器にある鶴の画が見事すぎて溜め息。
手前の小皿の奴は仲居さんが丁寧に教えてくれました。「ばちこ」と呼ぶらしい。ナマコの卵巣にお塩して干しあげた珍味。三味線のバチに形が似ていることから「ばちこ」と付いたと。
お上品に盛られた品々。正直、僕の味覚では美味しいのかは分からない。
写真の右上が今週7日、第9期叡王戦で対局に使われる「すずかの間」。
会席で使ったのは写真の左上「かすがのの間」
部屋に通されて仲居さんから、「かすがのの間」は今週末、将棋の叡王戦で藤井君が控え室で使う部屋だと聞いて超ビックリ。
若女将の配慮で来週の対局会場も見せてもらえてラッキー。
写真では分からないが、手前に細長い大広間。
旧武家屋敷が多くあった東区の白壁や主税町。
管理人はそこから坂を下りきった下町に昔から今でも。
子供心にも強く印象の残っている長い黒塀の続くお屋敷町。
ここ50年で黒塀の町並みも大きく変わったが、それでも、町の雰囲気は名古屋市内では一番美しく気高いのはさすが。
名古屋市東区白壁の料亭か茂免。
1000坪の敷地はマチナカに残された異空間。
長い渡り廊下で各部屋を繋いだ歴史ある昭和建築は時間の止まったような場所だった。
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